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スターモバイルとは?サービスと代理店システムを解説【儲からない】

しゅう
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脱社畜コンサルタントのしゅうです。
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・スターモバイルのSIMってお得なの?
・代理店契約に興味があるけど儲かるの?

本記事では、スターモバイルに関するこのような疑問を解決して行きます。

スターモバイルとは?

スターモバイルは「スターサービス株式会社」が提供するSIMサービスです。

スターサービス株式会社はW-FiやSIMサービスを提供するMVNO事業を行なっている企業で、2020年2月に創立されました。

スターサービスの信頼性

続いてはスターサービスの信頼性について「会社の信頼性」を解説していきます。

スターサービス株式会社は総務省から許可を得た通信事業者(電気通信事業届出番号 H-02-0615)という記載があります。

しかし総務省の登録電気通信事業者一覧「スターサービス株式会社」の名前は見つかりませんでした。

  • 2020年2月に創立された会社のため、登録電気通信事業者一覧への反映に時間がかかっているだけの可能性
  • 文字検索などを利用して検索漏れのないようにはしましたが、僕が見逃しているだけ

という可能性も考えられます。

しかし反映に4ヶ月もかかる(本記事を執筆しているのは2020年6月です)とは考えにくいです。

「電気通信事業届出番号 H-02-0615を騙っているだけで、実際には登録事業者ではない」可能性も0ではありません。

なおスターサービスは以前「一般財団法人日本IOT協会」という名称でした。

そのため「一般財団法人日本IOT協会」も確認しましたが、登録電気通信事業者一覧への記載はありません。

なお社名変更に際して、サービスの名称も変更されています。以前のサービス名称は「クジラモバイル」でした。

消費者向けのサービスであれば、名前を変えずに営業を続けた方が認知度が高くなり、有利なはずです。

それにもかかわらず名称を変更しているのは、やましいことがあったからかもしれません。

スターサービスの商品

スターサービスのサービスについて紹介していきます。

スターモバイルS

ソフトバンク回線を利用したSIMサービスです。

契約プラン名スターモバイルS(Sコース)
月額基本料4,860円(税抜)
区分音声通話機能付きSIM
回線ソフトバンク
国内通話料かけ放題
SMS国内送信3円/通
SMS海外送信100円(課税対象外)/通
SMS受信無料
データ通信20GB/月
留守番電話無料でご利用いただけます。電波の届かないところにいたり、携帯電話の電源を切っている場合などに、電話をかけてきた方の伝言メッセージをお預かりします。

スターモバイルSは税抜きで月額4,860円と、かなり高いです。

格安SIMを提供している他のMVNO業者と比べて高いのはもちろんですが、大手キャリアと比べても、安くありません。

値段が変わらないのに、大手キャリアではなくスターモバイルを選ぶ理由はありません。

またデータ通信が1月あたり20GBだからといって、ネットが使いやすいとは限らないことに注意しましょう。

スターモバイルはソフトバンクの回線を利用していますが、ソフトバンクの回線を借りているMVNO会社でも通信速度は異なります。

会社によって借りている回線の量が異なるからです。

そのため「ソフトバンク回線を使っているならスターモバイルもソフトバンクのスマホと同じくらい早いはずだ」と考えるのは正しくありません。

スターモバイルを契約したら「通信容量は確かに多いけれど、通信速度が遅すぎて話にならない」可能性があるということです。

ここで注意する必要があるのが、スターモバイルは解約金がかかることです。

種別項目単位販売金額(税抜)
手数料初期登録手数料1回線3,000円
 SIMカード発行手数料1回線1,000円
 SIMカード再発行手数料1回線3,000円
 利用停止手数料1回500円
 利用再開手数料1回500円
 契約解除料1回12,000円
 SIMカード損害金1回線3,000円
SIMカード 月額基本料20GB音声機能付きSIMカード1回線4,860円
 SMS 送信料(国内向け)1送信3円
 SMS 送信料(海外向け)1送信100円
従量制料金追加データGB1GB1,000円
定額制料金ユニバーサルサービス料1回線3円

スターモバイルでは契約から36ヶ月以内に契約を解除すると契約解除料金として、1万2,000円の料金がかかります。

そのため契約して通信速度が遅くても、容易には契約解除できません。

契約解除料金はそれほど珍しくありませんが、スターモバイルは期間が非常に長いうえに、料金が高いです。

さらに利用開始から35ヶ月目および36ヶ月目の2ヶ月間の間に契約解除しないと、自動で24ヶ月契約が更新されます。

その期間中の契約解除にも契約解除料金が発生する仕組みです。かなり不親切だと言わざるを得ません。

最後にもう1点注意する必要があるのが、スターモバイルの個人情報の取り扱いについてです。

個人情報について

当協会または当協会の提携先等が、ご契約者様の個人情報や履歴情報等を自ら利用または第三者へ提供することで、その提供するサービスや商品に関する案内または広告宣伝を、電子メール等により行うことができるものとします。

引用:スターモバイル

つまり個人情報はスターモバイル以外の会社と共有されるということです。

上で紹介した通り金家亮はSPINDLEやワールドベンチャーズなど怪しい会社とつながりがあります。

そういった会社に個人情報が提供される可能性が否定できません。

たとえば仮想通貨の宣伝メールが知らないアドレスから突然届く可能性もあります。

スターモバイルD

スターモバイルDはドコモの回線を利用しているプランです。プランの内容はスターモバイルSと大きな違いはありません。

契約プラン名スターモバイルD(Dコース)
月額基本料4,860円(税抜)
区分音声通話機能付きSIM
回線ドコモ
国内通話料20円/30秒
SMS国内送信3円/通
SMS海外送信100円(課税対象外)/通
SMS受信無料
データ通信60GB/月

料金は変わらず、データ通信量が月に60GBになっています。ただし通信速度が不明のため、使いものにならない可能性があるのはスターモバイルSと同様です。

また料金詳細もスターモバイルSとほとんど変わりません。

種別項目単位販売金額(税抜)
手数料初期登録手数料1回線3,000円
 SIMカード発行手数料1回線1,000円
 SIMカード再発行手数料1回線3,000円
 利用停止手数料1回500円
 利用再開手数料1回500円
 契約解除料1回12,000円
 SIMカード損害金1回線3,000円
 MNP転出予約番号発行手数料1回3,000円
SIMカード 月額基本料30GB音声機能付きSIMカード1回線4,860円
SMS送信料金SMS 送信料(国内向け)1送信3円
 SMS 送信料(海外向け)1送信100円
オプションサービス利用料10分かけ放題1回線850円
 留守番電話1回線300円
 割込通話1回線300円
 World Call(※2)1回線(※2)
 World Wing(※3)1回線(※3)
 テザリング1回線無料(※4)
従量制料金通話料金30秒20円
定額制料金ユニバーサルサービス料1回線3円

スターモバイル同様に契約解除料がかかります。

また個人情報の取り扱いも変わりません。第三者に金家亮氏と関わりのある会社に個人情報が提供される可能性が高いです。

スターWi-Fi

スターWi-FiはWi-Fiルーター(端末)にスターモバイルのSIMを挿入して利用するWi-Fiのサービスです。

ご自身でWi-Fiルーターを用意するか、スターモバイルで購入できます。

スターモバイルで購入する場合、端末代金は500円の30回払いです。しかし月額利用料が500円引きになるため、実質はタダになります。

以下はスターWi-Fiのプランの概要です。

契約プラン名スターWi-Fi(Wコース)
月額基本料4,860円(税抜)
区分データ通信専用SIM
回線ソフトバンク
データ通信量1日3GB
通信方式Softbank 4G LTE:
下り最大150.0Mbps、上り最大50.0Mbps
Softbank 3G:
下り最大42.0Mbps、上り最大5.76Mbps

なお通信方式の欄にある通信速度はソフトバンクの通信速度です。通信速度はソフトバンクの回線をどの程度借りているかによって大きく異なります。

株式会社スターサービスは資本金が800万円です。多くのMVNO会社は資本金が数億から数十億を超えていることを考えれば、借りているソフトバンクの回線の数はかなり少ないでしょう。

そのため他のソフトバンク回線を借りているMVNO会社よりも通信速度がかなり落ちると考えられます。

表にある通信速度を期待するのはやめましょう。

料金詳細は次の通りです。

種別項目単位販売金額(税抜)
手数料初期登録手数料1回線3,000円
 SIMカード発行手数料1回線1,000円
 SIMカード再発行手数料1回線3,000円
 利用停止手数料1回500円
 利用再開手数料1回500円
 契約解除料 ※11回12,000円
 SIMカード損害金1回線3,000円
SIMカード月額基本料Wコース ソフトバンク回線 SIMカード 月額1回線4,860円
Wi-Fiルーター端末富士ソフトFS030W
【SIMフリー】
1回線分割購入のみ
月/500円 30回払い
(ポケットWi-Fi端末セット割適用)
定額制料金ユニバーサルサービス料1回線3円

スターWi-Fiも契約解除料金がかかります。

また個人情報の取り扱いもスターモバイルS・Dと同様です。

スターサービスの代理店制度

スターサービスは代理店制度を導入しています。代理店制度は簡単にいえば、スターモバイルを人に紹介することで、利益を得られる制度です。

以下の初月費用を支払って、代理店を始めます。

スターターキット7,600円
代理店費用7,600円
初期事務手数料3,000円
SIM発行手数料1,000円
次月利用料4,860円
合計23,860円

そして次の継続費用を支払うことで、代理店をとしての活動を続けていきます。

代理店費用7,600円
次月利用料4,860円
合計12,360円

代理店報酬には「サポートコミッション」「リクルートコミッション」「デイリーミッション」の3種類があります。

それぞれ解説していきます。

サポートコミッション

引用:スターモバイル Mobile

サポートコミッションは直紹介報酬のことです。スターモバイルのユーザーもしくは、他の代理店契約者を紹介することで得られます。

代理店契約者を3人紹介するまでは、最も会員タイトルの低い「MEMBER1」です。

月額料金の10%を報酬として受け取ることができます。

2人にスターモバイルSを契約してもらうことができれば、4,860円の10%=486円を2人分。つまり月に972円の報酬です。

ユーザーもしくは代理店契約者の紹介数により最大30%まで報酬が上がります。

しかしサポートコミッションはそれほどお得とはいえません。

上の画像を見ればわかるように、15人に紹介できても月に2万6,000円にしかならないからです。

なお毎月かかる代理店費用は7,600円でした。もし代理店契約者を紹介できず、会員タイトルが最も低い(MEMBER1)のままだと、サポートコミッションで黒字にするためには16人紹介しなければなりません。

16人紹介できなければ赤字がでてしまうビジネスは、初心者にはハードルがかなり高いでしょう。

サポートコミッションは紹介した人が、ユーザもしくは代理店としてスターモバイルにお金を払い続ける限りは発生します。

しかしスターモバイルのSIMやWi-Fiサービスの質を考えると、使い続けてもらうのは難しい印象です。

実際にはストック資産にはならず、常に新規のユーザもしくは代理店契約者を探す必要があります。

リクルートコミッション

引用:スターモバイル Mobile

リクルートミッションは新規会員を紹介する度に受け取ることができる報酬です。会員タイトルによって報酬が異なります。

たとえば代理店契約者で18:18の組織を作って「LEADER1」になれれば、新規を1人紹介する度に5,000円もらえます。

さらに自分が紹介した代理店契約者が他の会員を紹介して報酬を得た場合に、2,000円がLEADER1の会員にも支払われる仕組みです。

ただし「MLMビジネスをやりたい人を36人も見つける」のは非常に難しいということを理解してください。

MLMのビジネスを36人にはじめさせるのは、「人にビジネスをさせる」という意味では、社長になるのと似ています。

日本の一般企業の平均社員数は21人です。つまり一般企業の社長よりも多くの人にビジネスをさせることができなければ、LEADER1にはなれません。

さらに自分が紹介した代理店契約者が他の会員を紹介した時に貰える2,000円を受け取るのも難しいです。

自分が紹介した代理店契約者が他の会員を紹介できれなければ、報酬は貰えません。自分が紹介した代理店契約者が他の会員を紹介できるように、教育する必要があります。

デイリーミッション

引用:スターモバイル徹底解説

デイリーミッションは会員タイトルに応じて毎日貰える報酬です。この報酬は完全なストック資産といえます。

目安としてLEADER1になると、日給が1,000円を超え、月給が3万円程度になるようです。

LEADER1になると

  • サポートコミッション:4,860円の25%×18人=2万1,870円
  • デイリーコミッション:3万円

の最低合計5万1,870円に加えてリクルートコミッションが支払われます。

月に20〜30万円にはなるでしょう。

スターサービスの代理店システムの問題点

スターサービスの代理店システムにはいくつかの問題点があります。

継続費用がかかる

最初の問題点はスターモバイルの代理店として活動するためには、月に7,600円の代理店費用がかかることです。

少なくとも3人はスターサービスを紹介しないと赤字になります。

スターサービスの営業方法は大きく分けて2種類です。

  • 知り合いなど直接営業を行う
  • サイトなどを作成して集客する

知り合いに直接営業を行う場合、嫌われるリスクがあります。なぜならスターモバイルの創業者はSPINDLEで問題になった金家亮だからです。

もしあなたの営業を断った知り合いが後から調べて、金家亮のことを知れば、あなたが自分のことを騙そうとしたと感じるでしょう。

また嫌われるのを覚悟のうえで紹介するとしましょう。紹介の成功率が5%なら60人に紹介してやっと「赤字にならない」状態です。利益は発生しません。

またサイトで集客するにしても、問題があります。

サイト訪問者がすぐに契約すれば利益になるかもしれません。しかしサイト訪問者がスターモバイルについて少し調べれば金家亮の悪評を知ることになるでしょう。

そうなれば契約してもらうことはできません。

通常サイトに訪問して契約まで至るのは1%だと言われていますが、スターモバイルに関しては、もっと低い確率でしょう。

会社の信頼性と商品のレベルが低い

最大の問題点は会社の信頼性と商品のレベルが低いことです。

既にほとんどの方はスマホを持っており、いずれかの会社と契約をしています。

時間とお金のコストを支払って、今契約している会社からスターモバイルに乗り換えてもらうのは、スターモバイルに大きな魅力がなければ難しいです。

しかしスターモバイルには、これといった魅力はありません。

  • 料金がMVNOの中ではかなり高い
  • 通信速度もわかりません
  • 契約解除料金が高い&契約期間が長い
  • 創業者の金家亮の悪評

など正直なところデメリットしかありません。

そのためスターモバイルをいくら人に紹介しても、契約してもらうのは難しいです。

いくら営業力があっても、魅力のない商品は売れません。

代理店契約者紹介がメインである

スターモバイルではユーザー会員の紹介でも報酬を受け取ることが可能です。

しかしユーザー会員をいくら紹介しても会員タイトルが上がらないため、1人あたり月486円の報酬にしかなりません。

そのためスターモバイルは代理店契約者を紹介できる方でなければ、稼ぐのは難しいです。

そして代理店契約者を紹介するのは簡単ではありません。

MLM経験者であれば稼げるかもしれませんが、MLMの経験者でなければユーザー会員の紹介で稼ぎやすいビジネスを選ぶことをおすすめします。

スターモバイルのまとめ

本記事ではスターサービスについて紹介してきました。消費者としてはスターモバイルのプランは月額料金が高いうえに通信速度が分からず、契約解除料金が高いためおすすめできません。

また代理店契約もおすすめできません。毎月お金がかかるうえ、商品に魅力がないため、商品を紹介するのが難しいからです。代理店契約したほとんどの方は赤字になっているのではないでしょうか。