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A-bookとB-bookの違いを解説!本気で稼ぐならA-book

A-bookとかB-bookとか聞くけど、どう違うの?

本記事では読者のこのような疑問を解決します。

これからFXをはじめようという方は参考にしてください。

それではさっそくA-bookとB-bookとは何かを見えていきましょう。

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A-bookとB-bookとは何か?

A-bookとB-bookはどちらも「どのようにFX会社がトレーダーの注文を処理しているのか」を示す言葉です。

FXの取引には

  • トレーダー
  • FX会社
  • インターバンク

の3つが登場します。

A-bookの会社はトレーダーの注文を直接インターバンクに流します。一方でB-bookの会社は、トレーダーの注文を直接インターバンクに流すことはありません。

A-bookとB-bookのどちらにもメリットとデメリットがありますが、一般的にはA-bookを採用しているFX会社の方がよりトレーダーに優しい会社です。

それではA-bookとB-bookについて詳しく見ていきましょう。

B-bookとは?

B-bookとはDD方式とも呼ばれます。B-bookを採用している会社は、トレーダーの注文を直接インターバンクには流しません。一度FX会社が、全て注文を決済します。

その後にFX会社のディーラーがトレーダーの注文を確認し、トレーダーに利益が発生しそうな注文はインターバンクに流し、利益が発生しなさそうな注文は呑みます。

そのためB-bookはノミ業者と呼ばれることも多いです。

B-bookの会社はどこ?

  • 日本のほとんどのFX会社
  • X○Trading
  • Ge○Forex

X○TradingとGe○ForexはA-bookを謳っていますが、B-bookの可能性が高いです。

B-bookの会社とトレーダーの利益は相反する

B-bookのFX会社がトレーダーの注文を呑んだ場合、トレーダーとFX会社の利益は相反します。

たとえば友人(トレーダー)に1万円で馬券を買っておいてとあなた(FX会社)が頼まれたとします。

この時、注文をノムということは、「どうせ当たらないだろ」と馬券を買ったことにしておいて、1万円を自分のものにすることです。

実際に馬券が外れれば問題ありませんが、当たってしまった場合、あなた(FX会社)は馬券を買っていなかったため、自分で10万円を用意して友人(トレーダー)に渡す必要があります。

そのためあなた(FX会社)と友人(トレーダー)の利益は相反するわけです。同様のことがB-bookのFX会社とトレーダーで起きています。

なおあなたと友人の例では、利益が相反していてもあなたがするのは、せいぜい「馬券が外れますように」と祈るくらいでしょう。

しかしFX会社は以下の行為で、トレーダーが負けるように仕向けることがあります。

  • ストップ狩り
  • 不利なスリッページ
  • 故意のレート変更
  • 故意のリクオート
  • 故意のシステムダウン
  • 金拒否

億トレーダーなどの、高ロットのトレードを行うトレーダーはほとんどの場合、B-bookの業者を避けます。

高額の利益を得るトレーダーは邪魔者

高額の利益を得るトレーダーはB-bookのFX会社にとって邪魔者でしかありません。

B-bookが注文を呑んだトレードでトレーダーの利益が発生すれば、FX会社の損失になるため当然です。

また注文を呑まずにインターバンクに注文を流した場合も、FX会社の利益にはなりません。

FX会社が損失を被ることはありませんが、B-bookのFX会社は多くの場合、スプレッドを狭く設定しているからです。

なおB-bookのFX会社は邪魔物である高額の利益を得る優秀なトレーダーを、トレーダーが他のFX会社に移行するように仕向けます。ストップ狩りなどの方法を使うことも多いです。

VDP(Virtual Dealer plug-in)またの名を悪魔のプラグインと呼ばれる、トレーダーを負けさせるためのMT4のプラグインの存在も明らかになっています。

このプラグインをFX会社がMetaTraderのサーバーに組み込むことで、儲かっている人のトレードを儲からなくすることが可能です。

具体的には、VDPのプラグインを使用することで以下のような現象が発生します。

  • 高確率のスリッページ
  • 高確率の約定拒否
  • 高確率の約定遅延
  • 回線の不安定化

どんな凄腕トレーダーでもVDPで狙われてしまっては、利益を出すことはできません。

B-bookにもスプレッドが狭いというメリットが

ここでB-bookの負の側面を中心に解説してきましたが、B-bookにもスプレッドが狭いというメリットがあります。

後述するA-bookはトレーダーの損失がFX会社の利益にならず、スプレッドが収益源となるため、スプレッドが広いことが多いです。

しかしB-bookのFX会社はスプレッドを狭くしても、トレーダーが負けてさえいれば利益が確保できるため、スプレッドは狭目に設定されています。

そのため狭いスプレッドが好きという方に人気です。

スプレッドが狭くてもVDPなどによって、負けさせられてしまえば意味はありませんが、全トレーダーが負けさせられているわけではありません。

そもそも9割のトレーダーは勝手に負けます。

意図的に負けさせられる可能性があるのは、繰り返し大きな利益を上げているトレーダーです。

そのため証拠金を少なめにして、小ロットの取引を少ない頻度で行う分には問題ありません。

B-bookじゃないと嘘をつく会社もある

B-bookのFX会社は信頼性が低いため、B-bookにもかかわらずA-bookであると嘘をつく会社もあります。

  • レバレッジが高い(888倍・1000倍など)
  • スキャルピングに制限がある
  • 取引ロットに制限がある
  • EAの使用が禁止されている
  • ボーナスキャンペーンが豪華
  • リクイディティプロバイダー(提携金融機関)
  • 他のA-bookの会社と比較してスプレッドが明らかに狭い

上記の特徴を持つFX会社はB-bookの可能性が高いです。ただし上記の特徴を持つFX会社が全てB-bookとは限りません。

A-bookとは?

A-bookとはNDD方式とも呼ばれ、B-bookとは対照的にトレーダーから受けた注文を全て直接インターバンクに流す仕組みです。

FX会社が注文を呑むことがないため、A-bookのFX会社とトレーダーの利益は相反しません。

A-bookの会社はどこ?

  • Tradeview
  • SvoFX
  • FXDD
  • IronFXなど

A-bookの特徴はトレーダーとのWINWINの関係

A-bookのFX会社の収益源は、トレーダーがトレードをする際に支払うスプレッドです。

トレーダーが利益を上げて、より高ロットのトレードをすればするほど、FX会社も儲かるため、トレーダーとFX会社はWIN-WINの関係にあります。

そのためB-bookのFX会社のように、VDPで意図的にトレーダーを負けさせるようなことはありません。

安心してトレードすることができます。

A-bookは取引の自由度が高い

B-bookのFX会社は、取引ロットの制限やスキャルピングの禁止など、取引に関する様々な制限がありました。これらの制限はFX会社とトレーダーの利益が相反するからこそ存在します。

A-bookのFX会社なら高ロットのトレードやスキャルピング、EAを利用した自動売買など、取引の制限なく自由に行うことができます。

様々な取引手法に利用できるのは、A-bookの大きな強みです。

A-bookはスプレッドが広い

信頼性が高く、取引の自由度が高いという大きな魅力があるA-bookにも短所があります。それはスプレッドが広いことです。

A-bookのFX会社にとって収入源となるのは、ほぼスプレッドと取引手数料のみ。そのため十分な利益を得るためには、スプレッドを広くせざるを得ません。

しばしばA-bookのFX会社の中にも、非常に狭いスプレッドを提供しているFX会社がありますが、A-bookと謳っているB-bookのFX会社の可能性が高いです。

ECN方式ならスプレッドを抑えることが可能

A-bookはさらに細かくSTP方式ECN方式の2つに分けられます。

STP方式はスプレッドにFX会社の利益を乗せて顧客にレートを提供する方法です。

一方でECN方式では参加者同士が注文をぶつけ合います。たとえばドルを買いたい人とドルを売りたい人がいれば、FX会社が仲介して取引が成立する仕組みです。

ECN方式は取引手数料がかかることが多いですが、スプレッドが狭く、トータルコストをSTP方式よりも抑えることができます。

そのためスキャルピングなど小さな利幅で稼ぎたい方でも、問題なくA-bookのFX会社を利用することができます。

本気でFXやるならA-book

ここまでA-bookとB-bookについて解説してきました。A-bookにもB-bookにも長所と短所がありました。どちらが良いのか断言するのは難しいです。

しかし本気でFXで収入を得たいのであれば、A-bookをおすすめします。

お小遣い稼ぎとして少額で時々トレードするくらいであれば、定期的に利益を出していても、B-bookのFX会社に負けさせられるということはないでしょう。

しかし本気で収入を得るために一定以上のロットと頻度でトレードを行い、利益を出し続ければ、B-bookのFX会社に目を付けらます。

そして「ここぞ」という時に負けさせられる可能性が高いです。そして一度大きな損失を抱えると、取り返すのは簡単ではありません。

たとえばドル円がA-bookのFX会社よりも、0.5pips安いという理由でB-bookの会社を選んで利用している時に、10万円分負けさせられたとします。

そうなれば1000万通貨分トレードしないと、スプレッドが狭いことによって生じた利益で、意図的に引き起こされた損失を補うことはできません。

そのため本気でFXをやる方は、A-bookのFX会社を利用しましょう。